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虚しさの寓意についてのより現代的な表現
鈴木みのり
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
表現デザインコース
指導教員
ヨールグ ビューラ
卒業年度
2020年度

あらすじ

主人公「アカシ」は夢の中で、満月に向かって銃を撃つ。すると、月には花が咲き、彼は簡単に希望を失ってしまった。目が覚めて、朝ごはんを食べて図書館へ出かけてみるのだが、現実世界に戻ってきても夢の中での出来事と現実の区別がつかなくなっていく。

現代の人びとの心に潜む虚しさをテーマに描いた、ひとりの人間が紡ぐ日常のお話です。

主人公の行動と彼の身の回りにあふれるモノの表情に注目してご覧ください。


映像の中に登場するモチーフそれぞれが虚しさをあらわすための記号になっています。日頃感じている人生の重苦しさや息の詰まる経験を思い出しながら、自分の人生をこれからどう生きていくか考えてみてください。

息苦しいこと、憂鬱なこと、寂しいこと、ただただ辛いこと、そういった生きづらさに自分の存在が脅かされそうになる世の中です。それでも、自分自身の気持ちを大事にして行動すればこれからも歩み続けることができます。虚しさを現代のモチーフを通して表現することで、そんな思いを込めています。

 

https://sites.google.com/st.nagaoka-id.ac.jp/thy0000/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0

解説ページはこちらです。主人公の行動、心情を、話の進行に合わせて説明しています。

映像本編をご覧になった後、虚無の表現についてじっくり見直すための資料です。QRコードはスマホで読み込んで見ることができます。