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生き物たちの集う島

生き物の魅力と自分の世界観を表現するペン画作品の制作
伊東樹里
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
表現デザインコース
指導教員
御法川 哲郎
卒業年度
2020年度

甲虫の背中を自然豊かな島に見立て、そこで様々な生き物が生活している様子をペン画と水彩で描くことにより、自分の世界観を表現した5点のシリーズ作品です。
中学生から始めた自分なりのペン画表現の集大成として制作しました。

小さな昆虫を大きく大陸のように描くことで、小さくともたくましく生きるかっこいい一面と、自然と融合した美しさを表しています。また、「大陸のような巨大生物の背中にある小さな世界」「あらゆる生き物を集結させた夢の楽園」といった自分の世界観を詰め込んだ作品です。

島のモチーフは幼少期から特に好きな生き物であるカブトムシとクワガタで統一し、各作品毎に海の生き物や古生物などテーマを設定し描いています。登場しているのは全て実在する、または太古に実在した生き物であり、近くで見ても楽しむことができます。
見た人に生き物の魅力を感じてもらえるような作品を目指しました。


作品紹介


紅葉の島
ノコギリクワガタの背中を彩るのは、真っ赤に色づいたもみじの葉。クワガタの特徴である立派な大顎も紅葉に染まっている。枝葉に隠れた生き物たちを探して歩けば、やがて趣のある小さな祠に辿り着く。

 

海の島
3本の角を持つコーカサスオオカブトを取り巻くのは、鮮やかな珊瑚礁と海の生き物たち。熱帯魚や海の動物たち、深海魚から大きなジンベエザメまで。多種多様な海洋の旅人たちが集まって、島は彩にあふれている。

 

太古の島
世界最大のカブトムシ、ヘラクレスオオカブト。その背中を、太古に生きていた者たちが闊歩する。そこにいるのは恐竜たちだけではない。古生物たちが一堂に会すその様は、生命が誕生してから今までの進化の歴史を辿るようだ。

 

虹の島
美しい体色が特徴のニジイロクワガタには、その名の通り虹のかかる世界が広がっている。カラフルな鳥たちが飛び交い、様々な生き物たちが暮らすこの島は、色とりどりの花や植物も豊かに育つ。オアシスのような憩いの場だ。

 

鎮守の島
日本の夏の王者カブトムシ。その勇ましい一本角は、生き物たちが暮らす森を守護する御神木。鳥居や小さな社がひっそり佇むこの島には、日本の生き物が集まっている。水辺の生き物から森の生き物まで、豊かな自然に囲まれた緑の島である。


使用画材:ミリペン、水彩筆ペン、透明水彩
作品情報:木製パネルに画用紙水張
作品サイズ:364mm×515mm(B3)×4点
               500mm×650mm(木炭紙)×1点


展示風景