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鍛金技法によるアクセシブルアート制作

工芸の枠組みで作品制作することについて
光延咲良
学科・領域
修士課程 美術・工芸領域
指導教員
藪内 公美
卒業年度
2022年度

アクセシブルアートとは、「accessible(接近できる・接しやすい・親しみやすい)」と「art」を組み合わせた造語だ。ものと関係を結ぶことにより身体的・心理的距離を接近させることを目的とする。本研究は鍛金という工芸技法を軸に思考を展開しており、作り手と技法が密接に関わる表現で作品制作を行うことについて考えていく。
工芸は技法に執着しており、技法から発信し表現へとつながる。私は工芸はポジティブに技法にとらわれていると感じ、閉じこもることで自己世界の拡大や技法の再構築・再解釈を進める行為であると考えた。