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For Symbiosis 隔たりを示す数値

拡大率を用いた、目が見える人と見えない人の間に存在する情報格差を示す研究
樋口采希
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
伝達デザインコース
指導教員
吉川 賢一郎
卒業年度
2024年度

デザインのなかにある情報格差を視覚化する。

この研究は拡大率を用いた、目が見える人と見えない人の間に存在する情報格差を示しています。
4年間のデザインの学びから文字とレイアウト、そしてそれらの持つ伝える力に着目しました。

キーワードである情報格差とはこの研究ではデザインから人が得ることのできる情報の差のことです。


普段私たちが目にするパッケージに含まれる文字情報を100%に設定し、目が見えない人にとっての
文字である点字を使用しレイアウトも全て同じく書き起こした時の形の変化の表れを拡大率とし、
デザインのなかにある情報格差の視覚化を目指しました。

この研究を通し情報格差があるという事実を知り、デザインの考え方について新鮮な目線でみる
きっかけになればと思います。