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NEO笹団子パッケージ展

笹団子のイメージを変えるパッケージデザインの提案
齋藤 響
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
伝達デザインコース
指導教員
山本 敦
卒業年度
2024年度


最近では、映えるお菓子が求められ、「ネオ和菓子」と呼ばれる和菓子が人気を呼んでいます。それに比べ、新潟名物「笹団子」はどこもパッケージデザインに大きな差はなく、素朴で古風な印象です。そのイメージの強さを変えることで、現在の購買層以外の若い世代にも笹団子を食べてもらえるのではないかと思い、新しい笹団子のパッケージ“NEO笹団子パッケージ”を提案しました。

 

リサーチをもとにテーマを3つ考え、それぞれのテーマごとにパッケージデザインを制作しました。

新潟・長岡の特産品として「その土地らしさ」を表現したいと考えました。長岡といえば「雪」。笹を耳の見立て、可愛らしい雪うさぎに変身させました。新潟・長岡のお土産にぴったりな笹団子です。


笹団子は元々、農民たちが端午の節句に子どもの成長を祝って作ったという説があります。その歴史・由来を伝えつつ、子どもたちにも親しみやすくなるように、端午の節句に飾る「こいのぼり」をモチーフにしました。


笹団子に使われているよもぎが「ハーブの女王」と呼ばれ、美容や健康に良いと言われていることから、「女王」をモチーフにしました。近年の美容健康志向の高まりを受け、美容と健康を謳う新しい笹団子を考えました。