建築的解釈のすすめ
本・映像・芸術作品から読みとる建築の手がかり

学科・領域
建築・環境デザイン学科
コース
環境計画・保存コース
指導教員
津村 泰範
卒業年度
2024年度
建築学生にとって役立つ本とは、どのような本でしょうか。
私自身の学生生活を振り返ると、建築本を読むことで建築についての学びを深めた経験が多くありましたが、それと同時に、小説やエッセイなどの文学作品や映像作品、様々なジャンルの展覧会で得たものが、その後の学びや制作活動に還元できた経験が多くありました。
建築以外の分野だからこそ、得られるものもあるはず。
本研究では、“建築を直接的にテーマとしていない” 本や映像作品、芸術作品等に注目し、36人の建築関係者からの推薦文を基に、建築学生の学びに役立つような、建築の手がかりを拾集。それらをまとめ、『建築的解釈のすすめ』と題した本を作成しました。
本研究が、建築学生にとって新たな建築の手がかりを得るための架け橋となり、少しでも読書体験に価値を見出すきっかけとなることを願っています。