SIMTHERS
隆起物が生み出す伸縮性を生かした型紙の無い服の研究

学科・領域
プロダクトデザイン学科
コース
テキスタイル・ファッションデザインコース
指導教員
金石 浩一
卒業年度
2024年度
私の研究テーマは「隆起物が生み出す伸縮性を生かした型紙の無い服の研究」です。私がこの研究テーマを設定した理由は、服を作る時の工程が多くて減らしたいと考えたからです。裁断も縫製も機械化が進んでいる為、特に注目したのは型紙です。そもそも型紙は、平面の生地を裁断した後に、人体という立体の形を作る為の設計図です。つまり、立体の大きさを細かく計測して、平面に書き起こさないといけません。
ではどうやって簡略化すれば良いのか。そもそも型紙を作らなければ、つまりちゃんと採寸しないと、キツすぎてきれなる可能性があります。型紙は、目標の立体にフィットさせる為に作らなければいけません。
それで私はある程度広がって、収縮性のあるものは、立体の大きさを問わず着用することが出来ると考えました。このような考え方で作られる服というのは現在存在します。現在ある手法を参考に、私なりにデザインし、布をまとうような服になることを心がけ、制作しました。