ヒトにできること、AIにできること
シンガポールのマリーナベイに超高層、多民族文化が綾なすクワドロプルカルチャーアトリウムの構想を通して

学科・領域
建築・環境デザイン学科
コース
建築・インテリアコース
指導教員
山下 秀之
卒業年度
2024年度
多民族共生の国「シンガポール」に超高層の設計。
シンガポールで信仰される、仏教・イスラム教・キリスト教・ヒンドゥー教の4つの宗教文化を融合させた、
「クワドロプルカルチャーアトリウム」の設計を行なった。
宗教の融合。
この一見不可能な課題に一筋の光を刺したのが、いつの間にか身近な存在になったAIだった。
AIに私がプロンプトを入力し、生成される画像を私が軌道修正しながらモデリングを行う。
AIの壮大なパワーを食い止めるように。私と作品がAIに飲み込まれてしまわないように。
葛藤を抱きつながら歩んだ日々。
最後に待っていたのは、「AIへの裏切り」だった。
アトリウムを回遊する
マリーナベイと超高層
超高層を見上げる
仏教のアトリウム
イスラム教のアトリウム
キリスト教のアトリウム
ヒンドゥー教のアトリウム
AIの生成する画像が良いものになるよう、プロンプトを入力したのはもちろん私。
でも、もしかしたら。卒研期間中に私を強くしてくれたのは、AIだったのかもしれない。
超高層の構造や図面はAIには頼らず、私一人で設計しました。
配置図・平面図
立面図・断面図
断面詳細図