奈呉の浦にたゆたう


私のお寿司家系、漁師さんとのインタビュー、放生津の祭りが書いてあります。
対象敷地の、大事な情報です。
これ以外に調べたことも、もちろんたくさんありますが、一番設計に関係あるものをピックアップしてあります。
ほんとは、直前まで、内川周辺のグルメもまとめようとしてました。
あと、自分で考えたレストランメニューも、イラスト付きで考えてました。
そこで思い出したんです。
あ、私、今回の設計、まだパネルに載せてない!ってね。
割と危機一髪でした。
パネル入稿の3日前まで、おいしい海鮮メニュー考えてたんですから。
…いや、ほんまに、何してんねん。

私が、この敷地を選んだ理由や、ダイヤグラムをまとめてあります。
パース(絵)はかぐら橋からの様子。
ステンドグラスが埋め込まれた欄干は、富山県のガラス作家さんの作品です。
夕日に照らされ、きらきらと輝きます。

町屋の建物の構造を分析し、100㎜×100㎜のH鋼を、2つに1つセット配置で展開。
細い材でも成立できるようにしています。
あえて鉄骨にしているのは、この町のこれからを研究するため!
この町をつくることも、この町を守ることなのです。
でも!あまりにも突飛すぎる物は、似合わねえぜ!ということなのです。
実は、この模型作ってると、酷使しすぎてか、左指の人差し指の先の感覚が3か月間、ありませんでした。
もう、HPは0よ!
許してやってくだせえ。
でも、もちろん、作ってて楽しかったです!
幸せだ!

実は断面詳細図、2枚書いてます。
しかも、部分も切り取って。
でも、でかくて、省略しました。何なら、この断面詳細図だけで、情報完結してるし。
実は、論文の方にぶつけてあります。
だから、論文の枚数が50枚超えてるんだよ…!

敷地と平面図の説明。
内観パースです。
漁師さんの働く姿と、町のひと。
あーあ、こんな風な番屋、きっとできると思うんだけどなあ。
画像アップロードしたら、色がギャリギャリになってますが、ほんとは落ち着いた色です。

富山湾と、対象敷地。
漁港とセリ市場の位置もわかります。
特別に、私流の鳥瞰図の描き方を伝授しましょう。
まずはGoogle mapと、Google earthを開いてください。
earthで角度を調整。
それから、mapで建物1つ1つを正面に立って見ます。
earthに戻って、もう一度角度を確認。
で、描きましょう。
はい!完成!
じゃーん!やったね!
あーあ、卒研、楽しかったな。
終わっちゃったよ。
…ほんと、一瞬。