レンズ越し
映画体験の活用と時代を超えた映像技術の研究

学科・領域
視覚デザイン学科
コース
伝達デザインコース
指導教員
ヨールグ ビューラ
卒業年度
2024年度
研究
1.既存の映画のオマージュ
今まで鑑賞してきた映画の有名なカットやカメラワークを積極的に参考にし、既存の作品が持つ魅力を自身の作品にも取り込む。模倣することで名作の撮影技術やその場面が鑑賞者に与える影響について考察・研究する。
2.古い撮影機材と記録媒体の使用
今まで触れる機会のなかったアナログ機材を使い、撮影行為そのものを楽しむと同時に、不慣れなものを使用する手間を体験する。また、時代を反映・記録するものとしての映像を擬似的に制作したかったのも理由の一つである。特定の時代のカメラを通して撮影された映像は、鑑賞者にとってはその時代のものとして存在するように思う。その時代ならではの画角、画質、色味などをこの作品にも取り入れようと試みている。