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あみこみゅ

高齢者の為のレクリエーションデザイン
山田佳乃
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
伝達デザインコース
指導教員
池田 享史
卒業年度
2024年度


高齢者の為のレクリエーションデザイン

少子高齢化となり高齢者が増えている現在、実に7人に1人が認知症ともいわれ、年齢を重ねるほど発症する可能性が高まり今後も認知症の人は増えていくと予想されている。また小子高齢化により患者が急激に増加し、介護や医療への負担が急増することが予想される為、認知症の予防を目指す事は重要な課題となっている。自分自身、家族である祖父母は70代、80代と高齢であり認知症へのリスクは高まっている。その為デザインを通して認知症の予防策が提案できないかと考えた。

 


あみこみゅとは
リボンを使用したストラップやアクセサリーの制作を通して様々なコミュニケーションの糸口を提供するレクリエーション



あみこみゅの軸
♦︎他の人とそのデザインを通してコミュニケーションをとることができるというのが重要
♦︎機能回復ではなく楽しくコミュニケーションをとるレクリエーションやゲーム、作業
♦︎新しい動作や機械を取り入れるのでなく昔からやった事のある動作、生活に根ざした動作を取り入れる

編み方の種類
♦︎三つ編みは必ず誰もがやったことがある動作であり新しい事を覚えにくい高齢者の方でも制作ができる動作
♦︎三つ編みができない人はビーズを選び通した物を制作したり、三つ編みでは物足りない人二本のブレード編み方でも制作ができる
♦︎ストラップのような長い物は編めなくてもチェーン等や他のアクセサリーに加工できる

あみこみゅを体験した人の感想
「リボンの色を選んだのが楽しかった」
「やり方を覚えたので自宅でもやりたい」
「楽しかったのでまたやりたい」
「リボンが柔らかくて綺麗で楽しかった」
「最初は難しく感じたが覚えたら楽にできた」

パッケージデザイン2025
初心者用のスターターキットのデザイン


展示風景