私という存在
鍛金技法を使って私自身をかたちにする
学科・領域
美術・工芸学科
コース
クラフトデザインコース
指導教員
藪内 公美
卒業年度
2025年度
私は四年⽣になり、⾃分⾃⾝(⼈⽣) やこれからの⼈⽣について考える機会が増えた。 ⽇々の⽣活の中で、積み上げてきた経験や私⾃⾝が他者に与えている影響について考える内に、もし⾃分⾃⾝を形にするとしたら、 どんな形になるだろうと考えるようになった。 そんな時期に春を迎え、花を⾒る機会が増えた。 花の⾒た⽬は美しく、鮮やかで、まるで他者に美しくみられるために存在しているように感じた。しかし、 花の中には毒を持つものや、秘められた意味を持つものがあり、その⾒た⽬とは裏腹な⼀⾯があることに気づいた。
私は「美しさ」 と 「毒」という相反する要素を持つ花の姿に、⾃分⾃⾝を重ねて考えるようになった。私は、外側には優しさや美しさといった好印象を他者にみせ、内側には不安や葛藤、そして⼈にはみせたくない部分を抱えている。こうした私の内側と外側に注⽬し、「⼆⾯性」という視点をもとに、⾃分⾃⾝をかたちにすることを研究テーマとした。