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つなバッグ

~ごちそうに地形、隠れています~
重田あかり
学科・領域
プロダクトデザイン学科
コース
プロダクトデザインコース
指導教員
金澤 孝和/山田 英嗣
卒業年度
2025年度

 

手元に残る“旅のおいしい記憶”をお土産に

本研究では、ご当地土産における食文化モチーフのデザイン戦略について探究しました。
日本には地域ごとに魅力的な食べものが数多く存在しますが、食べものは「食べたら消えてしまう」という儚さがあります。
特に旅先で出会った味や記憶を、日常の中でも思い出せる形に残したいという思いから、エコバッグを制作しました。

コレクション性、その土地の唯一無二のものを追求したデザイン

各県のエコバッグケースの絵柄が、47個集まると1つの大きな絵としてつながる仕組みになっています。
一つ手に入れると「この模様は何だろう」「続きが気になる」と、次の旅へとつながる体験を生み出します。

各都道府県の地形を、その土地の食べものに擬態させることで、地域性と食文化の魅力を強調しました。
これにより、単なるイラストではなく「その土地だからこそ成立するデザイン」を実現しています。

つなバッグという名前

「つなバッグ」という名前には、食べもの・旅の記憶・地域・人との会話など、さまざまな“つながり”を生む存在であってほしいという願いを込めています。

 

展示では、47都道府県のケースを旅の地図のように配置し、壁面には抜粋したエコバッグを展示することで、デザインの細部や擬態の仕掛けを見てもらえる構成にしました。
本作品を通して、旅の記憶や地域の食文化が“食べて終わり”ではなく、日常の中で続いていく体験を届けられれば幸いです。