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ヒトハコの博物誌

-遷移する博物館と一つの解-
伊藤凜
学科・領域
建築・環境デザイン学科
コース
建築・インテリアコース
指導教員
岡井 美奈
卒業年度
2025年度

概念から生き物に至るまで、あらゆるものを守り、研究し、後世に残すのが「博物館」である。展示行為自体が娯楽として普及した現代において、鑑賞者に選んでもらうためには「体験の唯一性」が必要であると考えた。

 

対象地は島根県に位置する 奥出雲多根自然博物館。「泊まれる博物館」として注目を集めており、恐竜のコンセプトルームやナイトミュージアムが話題である。今回はこの館の宿泊部分を、客室でも資料を楽しめる新たな空間へと再計画することで、客室という「ハコ」で楽しむ新たな鑑賞体験を提案する。

分け与えられた知識や記憶は、それぞれの形で後世に繋がっていくだろう。学問が独占された時代に戻らないために、知性が贅沢品ではない今日の、そして未来の社会を守るために、これからの時代にも博物館が必要である。

共感してくれる人がいるのなら、是非身の回りの博物館に足を運び、知らない世界を思い切り浴びてみてほしい。