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防災資源を活用した大学生と地域住民の交流促進に関する研究

深澤柚子
学科・領域
建築・環境デザイン学科
コース
環境計画・保存コース
指導教員
福本 塁
卒業年度
2021年度
背景
私は災害にあった際に大学生は災害の備えをきちんとできているとは言えない、また地域との関わりもないため災害時に困難になるのではないかと考え防災資源を活用した大学生と地域住民の交流促進を目的として本研究を始めました。
調査と結果
私は地域』『個人』の備えの限界、資源を知るために防災倉庫・防災リュックの調査を行いました。調査結果から防災リュックは長期生活が困難なため地域との関わりが不可欠であり、防災倉庫は大人数で扱う道具が多いため協力できる人が周りにいないと使用できないということがわかりました。 このことから双方に交流を持つことで災害時に助け合うことが可能になるのではないかと考えました。 提案
大学生と地域住民が防災資源を使用したレクリエーションを通じ交流するイベントの提案をします。内容は大学生と地域住民がペアになり敷地内に隠されたお題やミッションの入ったカプセルを探し出し会話や協力を通して交流を育むというものです。 プロトタイプ
昨年11月13日にプロトタイプとしてはカプセル探し』のイベントを大学生と地域の小学生に向けて行い交流イベントの効果を検証しました。プロトタイプでは期間や時期的な問題からレクリエーションの内容は会話をメインにしたものを多く用意し開催しました。イベント後のアンケートから双方の交流も上手くいったため今後の展開としてはよりミッションに協力性を求めるものを加えていくことが可能であると考えました。
卒業研究 パネル