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ShiroKuro

白と黒の二極化世界
佐々木蘭
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
表現デザインコース
指導教員
松本 明彦
卒業年度
2021年度

植物という鮮やかで優しい印象のものを一貫して被写体とし、それらを黒と白の硬調で表現したものです。また、スマートフォンやSNSの普及によるカメラや写真のカジュアル化が著しい“現代”との同時代性を狙った作品であり、更に美意識の高まりや個性の尊重が注目される“現代”に、自身が魅力的に感じる抽象的な美しさを意図しました。

この作品の撮影と編集はiPhoneで行っています。
私自身が卒業研究や就職活動をするにあたって自身と見つめ合い、今自身に影響している事などを考えて制作に至りました。現代は非常に流行に敏感ば時代となり、メイクや洋服を楽しむにも「イエベ、ブルベ、骨格ストレート」などと、より美しく見せる情報のひとつに過ぎなかったものが、極端ではありますがそれらに当てはまるファッションをしなければ
「ダサい」と認識されてしまう風潮にあります。そう言った現代の美しさに対する認識が息苦しく感じました。また、個性を尊重する時代にあるからこそ美しさの形は人それぞれにあり、型にはめるものではないと私は感じます。

Instagramアカウント  https://www.instagram.com/shiro_kuro__320/