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きらめきやまなし

きらめきを感じるグラフィック表現の研究
吉川里歩
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
伝達デザインコース
指導教員
山本 敦
卒業年度
2022年度

山梨県では毎年、ぶどうや桃をはじめとした多くのフルーツが栽培されているので、フルーツを連想される方が多いかと思います。

では、県庁所在地の甲府市が「宝石の街」と呼ばれているのはご存知でしょうか。

 

この作品では、「宝石でできたフルーツのビジュアルブック」というコンセプトのもと、山梨県が守り、育てた魅力である「フルーツ」と、知られざるもう一つの魅力である「宝石」を組み合わせたきらめきを感じるグラフィックを制作しています。


「きらめきやまなし」のロゴマークは宝石をイメージして角ばった形に調整し、宝石が反射した時の輝きと、山梨県から見える富士山をイメージして青のグラデーションを使用しました。


通常のフルーツ、宝石になったフルーツ、人の手と宝石が触れ合うシチュエーションをテーマにしたビジュアルの3点を10種類のフルーツ(ぶどう5種、桃5種)をモチーフにして表現しました。

あたたかみがありつつも、 「フルーツが宝石になっている違和感」をより感じてもらえるようなテイストを意識し、山梨県のフルーツと宝石がこれまで多くの人に愛されてきたことを視覚的に伝える作品を目指しています。

また、展示全体のイメージカラーを白で統一することで清潔感を出すとともに、イラストの鮮やかさが目立つようにしました。

この作品と展示をご覧になった方の心に残り、山梨県を知るきっかけとなれば幸いです。