MENU

まいどおおきにラッピング ~my okini wrapping~

関西弁の文字模様を用いたラッピング用品
福田 一希
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
伝達デザインコース
指導教員
池田 享史
卒業年度
2023年度


 

関西弁の「まいどおおきに」には
「ありがとう」と「いつもお世話になっています」の
おみやげを貰った側、渡した側の想い両方が込められています。

せっかくならお土産を包むラッピングも誰かの”お気に入り”になってほしい。

そんな願いが込められた関西のお土産用ラッピングペーパーです。

 

 

Concept

「言葉で包み込む」を「ラッピング」に置き換える。
無くて困るものではなく、あるとより楽しいものへ。


「コテコテの関西弁」と表現されるほど印象が強く多くの人々に親しまれている関西弁は関西の大きな象徴のひとつです

語感やイントネーション・アクセントにおいて聴覚的に印象に残りやすい関西弁を視覚的に表現することで、より言葉の持つ力を体感することを可能にし関西の文化のひとつとして根強いものにさせることができるのではないかと考え、今回の研究に取り組みました。



また、関西のお土産ショップで使用されているラッピングペーパーやショッパーは比較的シンプルなデザインのものが多く、どこか関西らしさに欠ける印象が見受けられます。

そこで、お土産を包むラッピング用品も関西ならではのデザインにすることでより相手に喜ばれるお土産のひとつになるのではないかと考えました。



これらを通して「関西弁の文字模様がプリントされたラッピング用品 まいどおおきにラッピング」を提案しました。

タイトルには「まいどおおきに」と「my okini(私のお気に入り)」の二つの意味が込められています。

 

 

Typography 

のちにパターン化して模様にするために連続性・規則性を意識したデザインにしました。

 

Pattern

読みやすいものからよく見て考えないと読めないようなものまで、見た人の興味を引くようなデザインにしました。

 

 

Lineup

さまざまな媒体を通して関西弁の魅力を発信すべく、メインコンテンツであるラッピングペーパーの他にも多様なラッピング用品を展開しています。

ラッピングペーパー

TAKE FREE カード

 

 

Display

小さなラッピング屋さんのような空間をイメージして展示しました。

 


この研究を通して言葉を視覚化することで耳だけでなく目でも楽しめるよう表現し、さらにそれらが媒体を通して伝達されていく、デザインを通した新たな文化に繋げていきたいです。そして、文字の力で関西及び関西弁の魅力を伝えられたらいいなと思います。