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君や僕も知っているから、見つけてみたい

鍛金技法による自分と鑑賞者の存在意義の研究
栗原大樹
学科・領域
美術・工芸学科
コース
クラフトデザインコース
指導教員
藪内 公美
卒業年度
2024年度

 オリジナルがコピーを作る。自己存在を確かめる行為。自分を確かめる行為。果たして、そこまでして存在意義を見つけることが重要なことなのだろうか。命には、意味も、価値も、そんな概念は存在しない。コピーも揺れて息をしているようにも見える。それだけでいい気がしてきた。

 この作品を見る人も、そして鑑賞者を見る私自身も存在意義という一生付き纏う悩みを掘り返して欲しい。それを友人や家族と一緒に悩んでほしい。悩んだ先に答えは見つかるか分からないけれど。