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海洋再生島

海洋ゴミが資源に変わる場所
佐野芽衣子
学科・領域
建築・環境デザイン学科
コース
建築・インテリアコース
指導教員
与那嶺 仁志
卒業年度
2024年度

「日本で最もゴミが流れ着く島」

対象敷地は長崎県対馬市。ここは海流と風の影響で海洋ゴミ問題が深刻化しいた。

“自然の力を使って海洋ゴミの回収を”

そして

“回収した海洋ゴミを再生資源へ”

この建築群は“海洋再生島”と呼ばれる。

回収した海洋ゴミを加工から販売までを行い、ゴミが再生する仕組みを確立させている。

来島者は回収体験を行い、島内を散策しながら海洋ゴミについて学ぶ。海洋再生島に訪れることで対馬の海洋ゴミ問題をより多くの人に認知してもらいたい、そして海洋ゴミ問題について考える場として利用してもらいたい。この島にはそんな思いがある。

海洋ゴミを集める人々

ここで再生されるのは海洋プラスチックのみ。色ごとに分別された海洋プラスチックは洗浄、粉砕、溶解を行い新たな資材へと加工される。

 

平面図

配置図

 

そして海洋ゴミ問題が終息したころに、この建築群は解体され、この地には美しい対馬の海が取り戻されるのです。