MELT
視覚的像変形のプロセスを提示する物理フィルター装置の研究
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
表現デザインコース
指導教員
真壁 友/平原 真
卒業年度
2025年度
鑑賞者が鏡を押すことで動作し、鏡に映る像の連動的な揺らぎを体験するインスタレーション作品です。
鑑賞者自身や周囲の景色 ・ 光を取り込み、映る世界を変形させます。




この研究における「フィルター」とは、
濾過装置ではなく、写真におけるレンズフィルターや、画像編集ソフト ・ ペイントソフト等における変形フィルターの考え方をもとにしたものと定義します。

像を受け取り、次の像へと変換する処理を担う部分を指します。
この研究を行った目的は、フィルターを現実世界に物理的な装置として作り、像が変形していく様子を段階的に立ち上がる現象として体験してみたい、という考えがあったためです。
普段の生活ではあまり目にしないような不自然な像の歪みや、このフィルターがないと見えてこない像を見せたいと考えました。
変形した結果だけではなく、像が変わっていく途中の過程そのものも含めてみることができるようにし、視覚的な変化がどのように起こっているのかを体験的に感じてもらえるような装置の研究を行いました。


ウェーブマシンの機構を鏡と組み合わせ、連動的な波の動作を生むことでスリットスキャンのような時間差の像の歪みが生まれます。
静止状態から動作状態へ、 固体が液体に変化していくような体験をお楽しみください。