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たのしいかんばんズ

看板における親しみやすいタイポグラフィ表現の研究
花岡凜
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
伝達デザインコース
指導教員
吉川 賢一郎
卒業年度
2021年度

【はじめに】

文字が好きです。日々の中で「あ、なんかいいな」と思った文字や言葉を撮り貯めています。中でもその撮影対象になることが多いのが看板でした。

なんとなく間抜けな語感だったり、妙なフォントだったり、とにかく可愛かったり。「なんかいいな」と思うポイントは色々あるけれど、どれもその根底にあるのは「親しみやすさ」ではないか思います。

本研究ではそんな看板の持つ「親しみやすさ」にフォーカスし、「親しみやすさ」のポイントを三種類に分類。三種類それぞれにつき8点のロゴ・看板を制作しました。

この研究・作品に触れることで皆さんに少しでも「看板を見るのって面白いな」と感じていただければ幸いです。

【研究及び展示の流れ】

STEP1:看板の持つ親しみやすさを自分なりに分類する

STEP2:1つのタイプにつき8点ずつロゴを制作する(計24点)

STEP3:看板の形・大きさを設定

STEP4:看板を制作・柱を利用しランダムに展示する。

【キャプションについて】

看板をタイプごとに分けずランダムに展示しているのは、実際の街中を再現するためです。(本当の街中ではタイプごとに看板は分かれていません)

しかしこのままではそれぞれのロゴ・看板がどのタイプに対応しているか分からないため、展示を見ながら持ち運べるキャプションを制作しました。カードリングでまとめているのでパラパラとめくりながら読み進めることが可能です。

ロゴと合わせて、お店の名前/設定/タイプ/由来やこぼれ話/(使用した書体)が確認できます。全てのページを掲載しておりますのでぜひご覧ください!

研究内容の解説パネルとキャプション