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私とガラスとパンと

私とガラスとパンとしての発泡ガラスの研究
市川詩乃
学科・領域
美術・工芸学科
コース
クラフトデザインコース
指導教員
中村 和宏
卒業年度
2021年度

私はパンが好き。
パンと発泡ガラスが、焼いて膨らむという同じ特徴を持っていること、それに気づいた私にも何か共通していることがあると考え、「私」と「ガラス」と「パン」の通じるところに近づく試みを行った。
また、SNSなど多くの情報が複雑に絡みあう生活の中で、無意識のうちに見かけや承認欲求に縛られていた私に、発泡ガラスとパンがその答えを導いてくれた。

様々な表情をしたもの、あふれんばかりの発泡の表情をもつもの、どれも魅力あふれる多種多様な作品たちは、見かけや固定観念から飛び出すこととは、どのような自分も受け止め良さとして肯定することだと教えてくれている。