MENU

不易流行

~里村でのちょうどいい暮らし方~
花里美鈴
学科・領域
建築・環境デザイン学科
コース
環境計画・保存コース
指導教員
津村 泰範
卒業年度
2021年度

地方に移住支援制度が整ってきており、都市部でも移住セミナーが開かれるなど、近年では移住に対するハードルが下がってきていることもあり、都市部から地方への移住の関心は高まっている。また、新型コロナウイルスの拡大により、その関心は更に高くなっている。

そんな中、移住の失敗談もよく聞く。主な理由としては、ライフスタイルの変化や人間関係の変化、仕事、生活環境の変化、学習環境の違いなどがあげられる。移住から定住となるには何が必要なのかを探ったとき、移住に成功している人の共通点には、移住前に知り合った人がいたり、親族がいたり、人とのつながりがある人が多いことがわかった。そこで、移住を考えている人に対し、移住者同士や地元の人とのつながりをつくることで、定住につなげていけるのではないかと考えた。

対象地域は長野県佐久市志賀地域。

9組の移住者を想定し、各住居を用意し、対象地域内にある廃校となっている木造校舎を、職や住としてつながりを作れる施設へと改修した。