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FLOWER FRAMEWORKS

花として認識できる可能性の探求
高松 栞
学科・領域
視覚デザイン学科
指導教員
金 夆洙
卒業年度
2021年度

はな【花・華】
被子植物の生殖器官。雄しべ(子房)をもつことが特徴。広義には種子植物の有性生殖にかかわる器官をいう。

萼と花冠は形・色とも多様で、これらを全く欠くもの(無花被花・裸花)もある。合弁花・離弁花があり、雄しべ・雌しべのそろった両性花といずれか一方を欠く単性花がある。俗にコケなどの生殖器官をいうこともある。

『広辞苑 第七版』(2018)岩波書店

 

花っていったいなんだろう。

辞書を引いても馴染みのない言葉が並ぶ。
私たちが道端で花を見かけたとき、
そんな難しいことは考えていないはずだ。

それはきっと私たちが見た目だけで花と認識し、
それを愛でているからだろう。

では、花らしい見た目をしていれば、
私たちはどんなものも花だと認識できるのだろうか。
それを愛せるのだろうか。

たとえば生活の中のとあるワンシーン。
ただの洗濯。ただの掃除。ただのごはん。

それらを花だと空目したら。
見ようと意識したら。

ただの生活も、愛おしむことができるかもしれない。

 

生活の中でお花に見える瞬間を構成して切り取ったものを30シリーズ撮影しました。


展示は生活空間を再現してあります。

作品をまとめた写真集も制作しました。