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装丁が読者に与える影響の研究とそれを踏まえた絵本の制作
原田 真生
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
伝達デザインコース
指導教員
天野 誠
卒業年度
2022年度

この作品の挿絵の多くは通常の絵本と異なり、抽象的でテキストとの関係性が薄いものになっている。 そのため、読者はその時々で異なる感想や解釈を得ると思われる。

挿絵を情報として受け取るのではなく、読み手自身の内面を映す鏡とし、成長するごとに受け取り方が変わるような絵本を目指した。

絵本は子どもと大人の間にあり、両者をつなぐ働きをする芸術といえる。 この本を読み、感想を伝え合うことで、家族同士のコミュニケーションの促進になれば幸いである。

H108×W154×D16mm 92ページ

赤い蝋燭と人魚