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保護猫施設再考計画

ネコにおける環境エンリッチメントによる空間デザイン
佐藤天衣
学科・領域
建築・環境デザイン学科
コース
建築・インテリアコース
指導教員
羽原 康成

現代においてネコはイヌに並ぶ伴侶動物である一方で,多くのネコが殺処分されている。アニマルウェルフェア が注目されている中,日本の動物保護施設にいるネコたちは,健康的な生活空間となっていない。
そのため,ネコが常同障害*を起こしやすく,施設を訪れた人が保護されたネコを引き取りたいと思わなく,殺処分数が減らないのではないかと考えた。そこで,環境エンリッチメントを用いた行動展示を行うこと
で,施設内でもネコが生き生きと過ごすことができ,人々はネコに興味を持ち,引き取り数が増え,助かる命が増えるのではないかという仮説を立て,設計を行う。さらに,動物保護施設は郊外にあることが多く,
認知度も低い。市街地において,地域に開いた保護施設を設計することで,人々にとってより身近な動物保護施設を提案する。

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