沈黙にうるおいを
よそ者効果による地域の変容の促進と価値の蓄積を見据えたランドスケープの提案

学科・領域
建築・環境デザイン学科
コース
建築・インテリアコース
指導教員
柏原 信幸
地方創生の課題として挙げられる人材問題。各地方自治体・都道府県で地域外の労働力の確保が検討されるなかで、地域外から新たに参入する人材と既存コミュニティの間に摩擦が発生することを懸念した。また地域から流出した若者が地域に戻ることがないのはなぜなのか。「地方への帰巣意識と愛着の関係性」「よそ者の地域参入する際に懸念される摩擦の緩衝」ふたつの観点をランドスケープの視点から探求した。長期構想を計画し「摩擦の緩衝」によって得られた知財を「帰巣意識と愛着問題」に活かす計画としたうえで、本研究では「帰巣意識と愛着問題」の全容にまで着手できなかったことが課題である。以降社会生活にて終着点を模索していきたい。