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現代における家紋の価値・使用に関する研究

祝花紋
多賀 唯乃
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
伝達デザインコース
指導教員
金 夆洙
卒業年度
2023年度

家紋の歴史は平安時代の車紋から始まり、江戸時代には庶民でも家紋を持つことができるようになりました。家紋は今まで家具や衣服にほどこされ、人々の生活に根付いたものでした。しかし、多くの人が既製品を使用するようになってから家紋を使用する場面は限られてきています。人々の行動や意識が集団から個人に変わってきている現代において、家を定義している家紋は現代の風潮とは合わなくなってきていると感じています。家紋が時代とともに細分化していったように、今の時代には家ではなく個人の紋が必要なのではないかと考えました。