紙を用いた立体表現と素材感の研究 および自動車模型制作への応用
ペーパークラフト Lotus Elan S2 組み立てキット
学科・領域
プロダクトデザイン学科
コース
プロダクトデザインコース
指導教員
齋藤 和彦
卒業年度
2021年度
平面素材である紙は,切る、折る、曲げる、貼るなどの作業を組み合わせることで、 様々な立体表現が可能。
表面の色や凹凸、光沢感等も多様なものが存在する。
自動車には直線と曲線、大小様々な面、それらの質感の差が混在するため、
これを題材として紙での立体表現と素材感を研究。その結果を示すものとして、
大きな曲面で構成されるボディと特徴的で細かな直線からなる内部機関を持つ
ロータスエランを題材とし、1/12スケール(全長約30.7cm)のペーパークラフトを設計した。
実車の整備マニュアルを用い、570点以上の部品で細部まで精密に再現。
展開図の試作を繰り返し、分割やのりしろの最適な位置を選定していった。
特徴的なバックボーンフレームの着脱や、ライト、ボンネットの開閉ギミックにより完成後も楽しめる。
各部品展開図と組み立て説明書をパッケージングし、誰でも作れるようにした
組み立てキットとしてのペーパークラフトの提案。
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