生活様式拡張シリーズ
普段の生活に遊び心を加える道具の提案
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
表現デザインコース
指導教員
真壁 友
卒業年度
2021年度
● 生活様式拡張シリーズを制作した理由 ●
私たちの生活は道具によって、より便利に快適になった。しかし、なんでも効率を重視しすぎるあまり、日常生活において最短ルートを探してしまうことが増えたように感じる。 例えば受験、就活、卒業研究などでそのルートに乗ることができないと、失敗したような感覚に襲われる。
そのような前に進めなくなる時こそ、効率化の真逆、くだらなくて無意味で面白い「遊び」の要素を入れる事で、現状を打開できるのではないかと考えた。
遊びで作ったものが意外と役に立つなんてこともある。
くだらないことをすることで、心が救われることだってあるかもしれない。
子供時代を思い返してほしい。今の成長した自分と比べると、当時は評価や価値を考えずに絵を描いたり、ものを作ったり、夢をみたりしていたと思う。
遊び心が停滞していると感じる今だからこそ、周りからみたら子供みたいでバカバカしく見えるようなことをやってみたい。
縮こまっている気持ちや、今の息苦しさを少しでも軽くできるような、そんなくだらなくて面白い道具があったら生活の視点が広がる手助けができるのではないか。
この思いから「生活様式拡張シリーズ」を制作しました。
● 作品一覧 ●
● 展示風景 ●
● 動画 ●
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