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長岡造形大学に合ったサインシステムの構築
平石優
コース
伝達デザインコース
指導教員
山本 敦
卒業年度
2022年度

長岡造形大学のキャンパスはコンクリートを基調とした建築で複雑な構造をしていますが何故かサインシステムはありません。
独自調査によると学生の95%がキャンパス内で迷った経験があると答えています。
このような背景から私はサインシステムの構築が必要なのではと考えました。
長岡造形大学独自の特徴である建築デザインや構造を踏まえ、いかに学生や来校者に対してわかりやすいサインシステムをデザインするかを研究し、作品制作を行いました。

 

案内サイン、誘導サイン、現在地サイン、記名サイン、アプリケーションの五種類の制作をしました。
透明アクリル板を使用し、コンクリート壁面に馴染むデザインを心がけました。

案内サインは長岡造形大学のいくつかの玄関に設置される想定で、各部屋名とそれに対応したエリア、エリアが示されたフロアマップを表示しています。

アプリケーションは案内サインを補完する目的で制作し、いつでもどこでも手元の端末から部屋名とその部屋が所属するエリアを検索することが可能です。Webアプリケーションであることを生かしたワード検索機能やソート機能も実装されています。
アプリケーションはこちらからご覧いただけます。

誘導サインにはエリアの方向が表示されています。案内サインやアプリケーションで確認したエリアへこの誘導サインに従って移動します。また上部には現在地サインがあり、現在自分が居るエリアがどこなのかをひと目で確認できます。

記名サインはその名の通り部屋名と部屋番号が表示されています。

展示風景

展示会場にはそれぞれのサインが設置されており、説明パネルや資料もあります。
資料はこちらからご覧いただけます。

案内サインについては来賓用玄関に、誘導サインと現在地サインについては売店前・更衣室脇の階段周辺に別途展示を行っています。