羽ばたく鳥のイメージから考える自由
自由についての表現
学科・領域
美術・工芸学科
コース
美術・表現コース
指導教員
岡谷 敦魚
卒業年度
2020年度
私がこのテーマを選んだきっかけは、自分が昔に比べて不自由になったと感じたからである。なぜ不自由さを感じるようになったのか、自由とは何なのかを制作を通し、考えてきた。
私の考える自由は、自分の意思通り動けて、選択できることである。頭と身体が連動しているようなイメージを持っている。自分が不自由だと感じているときは身体が思うように動かず、何かに囚われているような感覚があった。作品制作に関しても、頭で考えたことが作品に反映できたとき自由に作れたと感じる。
モチーフに選んだ鳥に対しても、自由という印象を持っている。私は、海や高い空など人間が行こうとして簡単に行けない領域にも、自分の身体ひとつで行けてしまう鳥の姿に自由さを感じている。
自分が鳥に対して自由だと思ったときの印象を中心に、鳥の美しさや自然と共にある姿を作品で表現した。
作品名「streamⅠ」「streamⅡ」「sight」
制作技法:リトグラフ、シルクスクリーン