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OSHITAI TOHOKU

キャラクターとパッケージを用いた地域PRについての研究
菊池 萌乃栞
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
伝達デザインコース
指導教員
山本 敦
卒業年度
2023年度

本制作はキャラクターとパッケージを使い、東北PRをすることで東北を知るきっかけにつながるように。そして消費者がこの制作を通じて「東北を推したい!」となるようなキャラクターとパッケージを目指しました。

研究背景

パッケージ業界の将来的な伸び代から期待できる可能性と、市場にあるキャラクターパッケージに対しての新たな試みをしたいと考えました。
また昨年ニューヨークタイムズ紙に掲載された「2023年に行くべき52ヶ所」に岩手県盛岡市が取り上げられたことをきっかけに、東北全体ももっと知ってもらうべき場所ではないかと感じ研究へのアプローチとして繋げることができると強く思い本研究を始めました。

 

 

制作説明

東北を知ってもらうための流れとして、「買う」「開ける」「撮る」「会える」を設定しました。

「お菓子のパッケージ裏を思わず読んでしまう」そんな行動から知識を得てしまうことが一度はあると思います。その思わずから東北を知ってもらう流れを多数ができるようにパッケージの中に文字情報を増やし読ませられるようにしました。
またキャラクターを活かすために県の紹介動画をキャラクターにしてもらうという想定にしました。

キャラクターは県で生産されているフルーツと県を代表する祭りをモチーフに入れ、活かし方を模索しながら制作しました。
東北を愛し慕うキャラクターという設定なのでキャラクター自身にも県の中でも特に好きなものを”推し”と定義付けしキャラクター設定をしました。

 

キャラクターに使用したモチーフだけではなく+αで建造物や郷土料理などのイラストを制作しました。パッケージに使用したイラストも「この県といえば」を感じる事物を用いて可愛らしいパッケージになるよう目指しました。

 

東北のPRというのはやり尽くされてきたテーマというイメージがありましたが、様々な人たちが東北について理解していない現状に驚いたのと同時にまだ東北を知ってもらう機会は必要なのだと再認識しました。
この作品から少しでも東北を知りたいと思えるきっかけをつくることができたらとても嬉しいです。