romarance

文豪小説をイメージした香水ブランド『romarance』を制作しました。

日本には昔から代々受け継がれている素晴らしい小説作品が沢山あります。しかし、近年読書人口が減少し、読書離れが問題視されています。そこで視覚だけでなく、五感の中で記憶や感情に最も影響を与える嗅覚にも焦点を当て、“和”の小説と“洋”の香水という異質な組み合わせにより興味を持ってもらえるのではないかと考えこの研究に取り組みました。
香水はイメージや雰囲気を左右させる働きがあり、その小説の世界観をより連想させやすくなる効果にも期待ができます。また、香水の特徴でもある持ち運びが出来て、インテリアとして飾ってもおしゃれなパッケージ、強すぎず親しみやすい香りの調合を意識しながら制作しました。和洋折衷を意識し、他の家具とも調和できるデザインを心がけました。有名な作品２点と私がお勧めしたい作品２点で作品を選定しています。

ブランド名：romarance小説という意味の“roman(ロマン)”と香りという意味を持つ“fragrance(フレグランス)”を合わせた造語
ロゴデザイン：rを組み合わせ本のようなフォルムを意識したデザイン

【展示イメージ】

【パッケージデザイン】

【グラフィック】