MENU

GUNMER

伝統的な上毛かるたを再構築し、新たな価値を見出すグラフィック表現の研究
塩原菜々枝
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
伝達デザインコース
指導教員
吉川 賢一郎
卒業年度
2021年度

上毛かるたとは、群馬を代表する郷土かるたです。群馬の子供たちには愛すべき故郷の歴史、文化を伝えたいという思いから作られたもので、全44枚あり、群馬県の名所や旧跡、輩出した人を札としています。発行から半世紀以上が経ち、群馬県の文化として位置づけられ、伝統的に愛され続けているものです。上毛かるたには群馬県の名産や観光地、歴史、地形など、群馬に関する魅力や特色が沢山詰まっています。そんな上毛かるたを、ポスターとして再構築することで、ターゲットを県内の人から県外の人に向け、群馬県の魅力を伝える新しい価値を生み出せるのではないかと考えました。
頭に残る、目につきやすいという点に特化したポスターを全部で44枚制作しました。




▲尾瀬で有名な水芭蕉を表現しました。


▲実は古墳大国である群馬の埴輪を表現しました。


▲近頃旅館で有名な四万温泉を表現しました。


▲群馬県の貫前神社を表現しました。



展開としてポストカードの制作を行いました。

人に送るという点で、誰でも楽しむことができ、尚且つ知名度向上に効果のあります。


▲全てのポストカードをまとめたポストカードブックの制作も行いました。



▲展示の様子


▲展示台の様子


全部で44枚のポスターを展示しました。
展示台には、展開物のポスター、今までの軌跡である研究ノート、実験ファイルが配置してあります。



私の研究を通して、群馬県の魅力を一つでも知っていただけると嬉しいです。