Into Japan
日本文化を伝えるタイポグラフィック表現の研究
![](https://sotsuten.nagaoka-id.ac.jp/wp-content/uploads/2022/02/d8d88aa40f47ae321e44c6a9816293fb.gif)
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
伝達デザインコース
指導教員
吉川 賢一郎
卒業年度
2021年度
言語の枠を超えて言葉のイメージや「らしさ」を伝えるタイポグラフィック表現を模索しました。
日本文化をモチーフにAからZの文字のモーショングラフィックスを制作しました。一字一字には意味を持たないアルファベットに、新しく日本語の意味を持たせることの面白さと文字表現の可能性を感じていただきたいです。
一見絵にしか見えないものも、ひとまとまりの文字体系の中に定着させると、人はついつい読もうとしてしまいます。
文字であるか、絵であるか。その狭間をゆれ動く表現は絵から記号、そして文字へと変化を遂げた歴史から見ても文字の本質を問うものではないでしょうか。
研究を通して、私たちが普段多くの情報を受け取っている文字というものは論理的・言語的である一方、実は曖昧なもので、絵と文字の明確な線引きは難しいことに気づきました。
だからこそ、文字には視覚的にその言葉の意味やイメージを表現し、言語の枠を越えうる力があるのだと考えます。
展示の様子
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