勝手に泥酔できるスナックマクベス
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
表現デザインコース
指導教員
山田 博行
卒業年度
2020年度
この作品・スナックは「VR映像を見て酔ってるような気分」になることができることを目的としたものになっております。
「VRなのになんでスナックなの?」と疑問に思われた方が多いことでしょう。
スナックである理由としては「酔うことを目的とした場所」でいたいからです。
酔っている時は水の中で浮いているような浮遊感がありました。
それを表現するには、最も他の人に伝わるにはどうしたら良いか考え、試行錯誤を繰り返した結果、VR形式で映像を見せるという何とも近代的な表現手法になりました。
並んでる映像ひとつひとつは、多種多様な酩酊(泥酔)時の感覚を表現しています。この技法は水の入ったボトルに夜の繁華街やネオンを透かしてみることで「水の中で浮いているような浮遊感」を再現しているのです。また規則的な配列はミラーボールの中にいる雰囲気でテンションが自然と上がるような映像制作をしました。
また、「なんとなく歌った記憶がある」「あんな会話した気がする」などというような曖昧な記憶として残っている、誰かの声や歌をバックサウンドとして取り入れ、音楽作成もしました。
スナックなのだからカオスであれ。そしてオンリーワンであれ。
そう思いながら開店準備、製作して参りました。
今回は、VR360度映像と元の平面映像を貼っておりますので、お手隙の際にご覧くださいませ。(ご覧になる際、スマホの場合はYouTubeアプリでお願いします。PCであればブラウザでも大丈夫です。)
そしてスナックマクベスを今後ともご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。