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GIBA CHOCOLATE

児童労働問題の解決に向けたブランディング
高橋佑弥
GIBA CHOCOLATE
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
伝達デザインコース
指導教員
水川 毅
卒業年度
2021年度

カカオ生産地では栽培をしているのにもかかわらず、チョコレートが高級品です。カカオを栽培している児童達はチョコレートを食べたことがないという子が大半を占めています。GIBA CHOCOLATEには、そんな児童達たちが生産したものを食べれないという問題を解決したい、この現状を多くの人に知ってもらい、意識を少しでも向けて欲しい思いがあります。



GIBA CHOCOLATEは、NGO団体ACEとの協力のもとこの問題に取り組みます。

NGO団体ACEは「子ども、若者が自らの意志で人生や社会を築くことができる世界をつくるために、子ども、若者の権利を奪う社会課題を解決する」ことを念頭に置き、児童労働の撤廃と予防に取り組む国際協力NGOです。ガーナのカカオ生産地で子供の教育やカカオ農家の自立を直接支援する「スマイルガーナプロジェクト」を2009年から実施しているほかチョコレート企業や消費者、ガーナ政府を巻き込みながら、児童労働が生まれる世の中の構造を変えていきたいと考え挑戦を続けています。

ACEが現在取り組んでいる「スマイルガーナプロジェクト」の一環として、GIBA CHOCOLATEは「Build a Rainbow プロジェクト」を取り組み、カカオ栽培ををしている児童達に向けてチョコレートを贈ります。

 

「Build a Rainbowプロジェクト」は、私たちが住む日本から、児童労働が生じているカカオ生産地へ、希望の象徴である虹を架けるというものです。


GIBA CHOCOLATEは、贈り主が贈り先へチョコレートを贈ると同時に、カカオ生産地の児童達へ同じチョコレートが贈られます。 ここの、カカオ農家へのチョコレートの還元がこの商品の最大の特長です。 贈られた人が触発され、他の人にも贈るような正の連鎖が起こること、また商品自体が広告となって、贈った人、贈られる人両方の意識を啓発することがこの商品の最終的な目的になります。



パッケージ



ビジュアルイメージ