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DIMORIAL

現代にあった新しい記念撮影
秋田 梨紗
学科・領域
プロダクトデザイン学科
コース
プロダクトデザインコース
指導教員
増田 譲
卒業年度
2022年度

テーマ : 現代に合った新しい記念撮影

時代は変化し続け、常に新たな問題が生まれています。私はそんな現代の問題に目を向け、柔軟に対応できるデザイナーになることを目指しています。そのため、現代の問題としてコロナウイルスによる被害問題は避けられないと考え一番打撃の受けたレジャー業界に着目しました。その中でも近年はスマホが普及し、レジャー施設でよく目にする台紙写真サービスの利用者の減少を問題として取り上げ、現代に対応する形に新しくデザインする必要があると考えました。  

 

レジャー業界の現状分析

当初の2020年頃と比べ現在はだんだんと回復してきていますが、平年水準には未だにほど遠い経済状況です。(経済産業省)さらに緊急事態宣言解除後のアミューズメントパークではダンス動画を撮影することによる迷惑行為が頻発したり、混雑の防止などの理由から写真スポットの撤去や撮影行為を禁じるなどの処置がとられています。しかし、このような対策では世界観が損なわれ楽しむスポットが無くなり、アミューズメントパークならではの醍醐味が失われてしまいます。

 

CONCEPT : 特別な思い出を大切に

旅行先で撮った思い出の1枚が、スマホの中で大量の写真と共に埋もれてしまって良いのでしょうか。最近は写真を飾る習慣を見かけなくなってしまいましたが、飾ることでその思い出を大切にしている気持ちが伝わります。
さらに自分も、一緒に行った人も「楽しかったな。」「また行きたいな。」と思い返すきっかけになります。そんな幸せな気持ちを生み出せるように現代に合った新しいフォトサービスを考えました。