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佐渡の食 千社札

「佐渡の食」の魅力を伝えるイラストレーションの制作
川上 翔子
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
表現デザインコース
指導教員
金 夆洙
卒業年度
2022年度

新潟県佐渡市では、島ならではの気候を活かして様々な農水産物が生産され、収穫されたものは島外に出荷されたり、島内でそれを利用した郷土料理、観光グルメが作られたりしている。それらの「佐渡の食」に関して興味を持ったため、研究の要素の一つとして取り入れた。

千社札に関しては、3年次のゼミで知り興味を持った。千社札は、寺社を訪れた人によって記念として柱や扉に貼る目的で作られたもので、後に様々なテーマを設けて制作されるようになり、今で言うトレーディングカードのような要素を持つようになった。絵は縦長の独特な構図で描かれており、自分でも作ってみたいと思った。

この二つの要素を合わせ、一般的なものから島固有のものまでたくさんある食材を、千社札の独特な構図を参考にして、「佐渡の食」をテーマとした千社札を制作した。果物、野菜、魚介類、郷土料理、グルメなど60の食材を描いた。



これを通じて、多くの食材が佐渡島で作られていることを知ってもらえたら嬉しい。