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シゴトゲート100

中学校における進路教育に有効なカードゲーム
佐藤花音
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
伝達デザインコース
指導教員
水川 毅
卒業年度
2022年度

シゴトゲート100とは

中学校において進路教育授業の教材として使用することを前提に作られた、キャリア教育×発想カードゲームです。100種類のシゴトカードを用いてお題に関する議論を行い、生徒のプレゼン力や発想力を養います。世の中にあるさまざまな職業について遊びながら学ぶことで知識と広い視野を身につけ、生徒の進路選択の幅を広げるサポートをするゲームです。

鶴岡市立櫛引中学校の教員・生徒の皆さんにご協力いただき、実際の教育現場にさまざまな形で導入できるゲーム設計を行いました。

ゲームコンセプト

「世の中にある多様な職業の名前に触れながら、プレゼン力と発想力を鍛えるカードゲーム」

本来職業選択とは自由であるはずなのに、世論や家庭の事情などさまざまな要因によって、自由であるはずのことが自由でなくなってしまいます。しかし家庭の問題など自分ではどうにもならない問題とは違って、知識は誰でも自由に身につけることができます。進路について、職業について学ぶことは自分の将来の選択肢の幅を広げることになるのです。

シゴトカードには100種類の職業について、その説明が書かれています。

この手札を用いてゲームを繰り返しプレイすることで、世の中にある職業の名前を遊びながら覚えることができます。

プレイヤーたちはシゴトカード3枚を手札として持ち、出てきたお題について強いと思ったカードを出し合ってプレゼンを行います。

プレイヤーたちの主張を親(判定員)聞き、説得力のあると思った方に勝ち点が入るというシステムです。

シゴトゲート100には

●あそびかたガイド

●シゴトマニュアルブック

が付属しています。

シゴトマニュアルブックでは、100種類のシゴトカードを一覧で見ることができるほか、その職業に就くためにどんなルートがあるのか、また必要な資格が書かれています。

 

遊びながら職業について学び、進路選択の可能性を広げる。