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黄金緑に折重は染まりて

茶のまち静岡市に、社会的弱者が活性をもたらす共生園
高桑江理
学科・領域
建築・環境デザイン学科
コース
建築・インテリアコース
指導教員
山下 秀之
卒業年度
2020年度

茶農家である祖父母のもとで幼いころから茶にふれてきた。もっと茶の魅力を知ってもらいたいという思いがあった。
しかし、後継者不足や若者の茶離れなどにより、茶文化が衰退しつつある。また、近年増えつつある社会的弱者。その中には社会復帰したい・新たな生活をしたいと思っている人もいる。
そこで、社会的弱者の人たちが茶を通して、活性をもたらしてくような共生園ができないだろうかと考えた。
ここは、茶を愛する人たちの忘れがたい場として存在し、
そして、社会に、はじかれてしまった人たちを、包み、守り、育てていく…。

小さいころに見た、祖父母の茶畑が、桃源郷だったということを、卒業設計で気づいた。
私は、そこで生涯を過ごしたい。