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しわすくん。

自分の本音を視覚化し、感情を整理する研究
上野雪菜
しわすくん。
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
表現デザインコース
指導教員
御法川 哲郎
卒業年度
2020年度

みなさん、はじめまして。

本年度は残念ながら卒業研究展示の一般公開が中止となりました。

この場をお借りして、ちょっとだけ研究のお話をさせてください。

お付き合いいただけるところまでで構いませんので

ふらっと「しわすくん。」を覗いていっていただければ幸いです。

【卒業研究について】


私の研究テーマは「自分の本音を視覚化し、感情を整理する研究」です。

私はこのテーマで「しわすくん」という本を作りました。

実はこの作品は元々大学3年生の頃からプライベートに行っていた感情整理方法です。他のひとに見せたところ「おもしろい」という意見をいただき、この感情整理方法を公表することによって生まれる新たな可能性や価値観はないだろうかと興味を持ち、卒業研究のテーマにしました。

では早速、本書の内容紹介です。

 

まずは、この本に出てくるキャラクターたちの紹介です。

登場するのは主にこの2匹、そう!彼らこそが「しわすくん」です。しわすくん。

彼らには立派な、役割があります。

それはズバリ・・・

 

私の本音の代弁すること  です。

すぐ上の画像の画面向かって左にいるのが「しわすくん」、彼は私の「主観的な意見」の代弁者。

そして反対側にいるのが「しわすくん2号」、彼は私の本音に対して「客観的な意見」をぶつけます。

本書は、表では本音が言えずストレスを溜め込んでしまう私に変わり、この2匹が本音をぶちまける会話劇「通称:しわす会議」を載せています。

では実際に彼らが私の本音をどのようにぶちまけいるか見ていきましょう!

【試し読み】「しわすくん。」

↑上記のリンクより「しわすくん。」の試し読みが可能です。是非覗いてみてくださいね。

 

この会議をやった結果しわす会議をする前より考えが明確になり、しわす2号という客観的な存在のお陰で、自分を俯瞰してみれるようになっていきました。また、自分の抱えている悩みも以前より約2倍のスピードで解決していきました。文字だけでなく「キャラクターたちを利用して悩みをビジュアライズ化する」というのは案外脳にとって柔軟な悩みの解決方法だったのかもしれません。

 

そしてこの「会議」の「話題」は読者にとっても「身近なハナシ!」(が、あるかも!)

この作品を思い切って公表することで、読者の皆さんに「共感」「自己肯定感」「自己分析の時間」を与えたり、もしくはエンタメとして楽しんで欲しいと思っています。

この本から生まれてほしい現象….

①「共感」

② 「心の負担の軽減」

③「しわす会議を受けて、自己分析への利用」

④「エンターテイメント」

もし共感が生まれなくても、「あっ。こういう人もいるんだ」と脳内の引き出しに しわす たちを入れていただけたら幸いです。

作品の最終形態は手に収まりやすいB6本となりました。淡い本文の紙質は多くの書籍にも使われる淡クリームキンマリ、とても手に馴染みやすく289ページにおよぶ本書をスムーズに読む進めるためのアシストをしてくれます。

 

 

つづいて、展示の紹介です。

【展示風景】2021/2/6 〜 2/9

展示では書籍「しわすくん。」に掲載した「しわす会議」の生原稿をそのまま壁面に貼り付けています。

ちなみに展示ブースのローテーブルは作者が実際に自宅で使っているものになります。実は「しわすくん」はいつもこの机の上で誕生しています。その現場をありのまま展示会場に再現いたしました。机上はきちんと消毒してあるので大丈夫ですよ!展示ブースにお越しの際は、手指の消毒をしっかり行ってから本書を覗いてみてください。きっと、しわすくん達がお待ちしております。

ほんのわずかな時間でしたが、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

遠方の方々の心にも届くものがあれば幸いです。