「Utopia_space」

インスタレーション作品：サイズ可変

廃材、キャンバス、布、油絵具、ペンキ、アクリル

一週間に一作品、ドローイング、ペインティング、映像などで表現するということを続けてきた。この行為は、私の表現の質・内容を量的に高めるための実験、絵画における絵具がどのような存在なのかということを構築するエクササイズのようなものだ。私にとっての絵画空間とは、作品が生成されていくプロセスそのものであり、計画と即興が同時に起きている遊戯的な場である。この展示では、「制作、観察、対話」を大切にしている。アトリエではいつも複数の作品を同時に描いている。壁にかかっていたり、床に転がっていたりする。時々、作品を持ち上げてみたり、場所を入れ替えてみたりする。