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観葉植物をモチーフにした絵画の制作

小根山巧
学科・領域
視覚デザイン学科
コース
伝達デザインコース
指導教員
天野 誠
卒業年度
2021年度

大学に入学してから育ててきた観葉植物をモチーフに絵画を製作しました。
鉄媒染で支持体の桐材を染色し、赤錆を描写に用いることで共に過ごしてきた時間の経過を表現しました。

日々観葉植物の世話をしていて、この鉢の中に入った植物たちはだれかの助けがないと生きていくことができないことに気付きました。そしてそれは私も同じように、数えきれない人が助けてくれていることで生きることができていると改めて気付きました。

使用画材:木炭、アクリルガッシュ、赤錆
サイズ:H800×D13×W600mm

 

土が乾いたら水を与える。
日光が部屋に入るなら日なたに置き、
外が寒いなら窓から離し、
葉の一枚一枚を丁寧に優しく拭く。

観葉植物は一人では生きていけない。
そして私たちも、一人だけでは決して生きていけない。
数えきれない人々に支えられて、私は今生きている。