KOTONOHANA
言葉の特徴を可視化する手法の研究

学科・領域
視覚デザイン学科
コース
表現デザインコース
指導教員
徳久 達彦
卒業年度
2022年度
KOTONOHANA について
「KOTONOHANA」は入力した言葉を植物へと変換するWebアプリケーションです。言葉の品詞や音、文字種類などの要素をパラメータへ割り振ることでことのはなが生成されます。
研究テーマについて
研究テーマは「文章の特徴を可視化する手法の研究」。
昔から、本を読むことが好きでした。
偏食なので、気に入った本、ジャンルがあるとずっとその作者、ジャンルを読むことになります。そうするうちにテキストから、書いた人独特の雰囲気、色や質感を感じるようになりました。そして、このもやもやしているなんとなく感じる特徴を可視化してみたいと考えるようになりました。
植物にした理由
①言葉の構造が植物に似ている
②文章が植物標本みたいになったら面白い(既存のツールは数値ベースのものが多い)
③複数の要素をパラメータとして持たせることができる
→「なんとなく」に近づける
この3つの理由から植物として可視化することにしました。
全体の仕組み
植物のルール
言葉について、文献で調査して分かった書き手の特徴が現れる要素を主に骨格として利用しています。文全体の雰囲気に関係していると予測した要素は主に色や茎の装飾などに割り振りました。
展示風景
博物館の展示をイメージしています。
最後に、以下のURLから実際に花を咲かせることができます。気の向いた時に身の回りにある言葉を採取して、愛でていただければ幸いです。
https://kotonohana.herokuapp.com
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